HALE AO by JIMBO, Shigeru Visual Image, Hawaiian Culture and Music

Ka Mate

by Te Rauparaha

 

Ka mate, ka mate

Ka ora, ka ora

Ka mate, ka mate

Ka ora, ka ora

Tēnei te tangata pūhuruhuru

Nāna nei i tiki mai whaka whiti te rā

Ā upane, ka upane

Ā upane, ka upane

Whiti te rā

<解説>

ニュージーランドのラグビーチーム、オールブラックスが試合前に行うことで有名なカマテ・ハカ。

ウイキペディアによると、マオリの戦士であるテ・ラウパラハ(Te Rauparaha)が、1820年代に作った。彼が生きて戦地から戻れたことへの感謝を歌っている。左の絵が彼だ(絵はpublic domain)。テ・ラウパラハは、マオリのナガーティ・トア(Ngāti Toa)族の首長であった。そのためこのハカの著作権は、現在、ナガーティ・トア族が所有している。

 

歌に出てくる毛深い男(te tangata pūhuruhuru)とは、テ・ラウパラハの味方側の首長であり、名前はテ・ワレアンギ(Te Whareangi)という。テ・ラウパラハは敵から逃げているとき、テ・ワレアンギによって地面に掘った穴にかくまわれた。追ってきた敵は、穴に隠れたテ・ラウパラハに気づかずに通り過ぎていった。

敵が穴に近づいてきたとき「見つかったら死だ」と恐れおののき、敵が気づかずに穴を通り過ぎていったとき「あー助かった、生きてるぞ」とテ・ラウパラハは安堵した。“死”はka mate、生は“ka ora”という。

 

 

 

 

 

 

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