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Hanohano Wailuanuiahoʻāno

na Charles Ka'upu

 

Hanohano Wailuanuiahoʻāno

Ka nohona o nā aliʻi aʻo Kauaʻi

Ua lohe ē ka ʻohe na Kaʻililauokekoa

Ka ʻohe kani ē ka wī, kani ē ka wā

Wawā Kawaikini kau i ka hano

Hanu i ke ʻala pua mokihana

Hanalei ʻoe i ka ua loku

Loloku o Lohiʻauipo

A he ipo lauaʻe poli o Makana

He makana Kauaʻi na ka lehulehu

Haʻina ʻia mai ana ka puana

Hanohano Wailuanuiahoʻāno

He inoa no Wailuanuiahoʻāno

ハノハノ・ワイルアヌイホアーノ

対訳:神保 滋

 

誉れ高きワイルアヌイホアーノ

アリイたちの住まい、カウアイの

笛が聞こえた、カイリラウオケコアのための

鼻笛の音、カニカヴィーとカニカヴァーの

カヴァイキニの山にこだまする、賞賛を込めて

ただよう香りはモキハナの花

あなたはハナレイ、どしゃぶりの中

それは恋人のロヒアウが流す涙

まるでマカナの崖に抱かれたラウアエのよう

カウアイの贈り物、人々のための

物語は伝えられる

誉れ高きワイルアヌイホアーノ

ワイルアヌイホアーノの名のもとに

<解説>

マウイ島のクムフラであり著名なチャンターであるチャールズ・カウプが急逝したのは、2011年7月12日の火曜日。沖縄からマウイへ戻った直後だった。チャールズのソロアルバム「Ke Aka」(2004年)は、彼の最初で最後のアルバムとなった。アルバムタイトルのケ・アカとは「反映・反射」のこと。現在は過去の反映であり、未来へ反射する鏡となる。このアルバムでは、ハワイの神話や伝説が彼のチャント(詠唱)によって綴られていく。例えば、語られる物語のひとつに火の女神ペレの神話があるが、それは遥か昔につくられた単なる古典でもなければ、現代とかけ離れた荒唐無稽なおとぎ話でもない。物語の奥には、現在から未来へ向けて人々が進むための道標が隠されている。その教示に満ちているのだ。チャールズ・カウプがケ・アカという言葉に込めたメッセージを、僕はそのように受け取る。

 

「Ke Aka」には、ペレとヒイアカをはじめ、カメハメハ大王に捧げるチャント等が収められているが、1曲だけ、チャールズ・カウプじしんがつくったものがある。それが、このハノハノ・ワイルアヌイホアーノだ。彼の先祖を讃えたチャントである。ワイルアヌイホアーノは、14世紀頃、カウアイ島にいたアリイであったという。チャールズはマウイ島のクムとして有名だが、家系をたどると、故郷はカウアイ島の東海岸にあるワイルアとのことだ。このチャントは、彼の祖父母、ホオイポカマラナイとカノホ・カウプ、そしてウリイとトーマス・ナガイに捧げられている。

 

 

 

 

 

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